エルメスの時計修理なら
安心と実績のある当店へ
当店は創業から30年の間に数多くエルメスの時計を修理・オーバーホールしてきました。
社内に修理や専門の仕上げブースを設け、社内で修理業務を行っています。そのため外注に頼る他社とは違い、安心でなおかつ安価なエルメスの時計修理をご提供しています。開店から30年、渋谷で長く店舗運営している事もあり、多くの方にご依頼をいただいております。










エルメスについて

高級時計専門店の当店では、数多くのエルメスの時計修理を手掛けてきました。また、国内最大級の在庫量を誇り、エルメスの販売も行っています。そのため、修理専門店よりも豊富な実績と経験を持ち、多様な修理案件に対応可能です。ぜひ、当店にエルメスの修理・オーバーホールをご依頼ください。
1837年に馬具工房として創業したエルメスは、職人技を活かし1920年代から時計製造を開始。1978年にはスイスに時計製造専業の子会社「ラ・モントル・エルメス(現エルメス・オルロジェ)」を設立し、本格的な時計製作に進出しました。「アルソー」や「ケープコッド」など、馬具やジュエリーから着想を得た独創的なデザインが特徴です。
2006年にはムーブメントメーカー「ヴォーシェ・マニュファクチュール・フルーリエ」に資本参加し、機械式時計の分野でも進化を遂げています。クオーツモデルが多い一方、永久カレンダーなど複雑機構を備えたモデルも存在。長く愛用するために、定期的なメンテナンスをおすすめします。
エルメス 修理・オーバーホール料金一覧
料金についてはお問い合わせください。
エルメスのオーバーホール工程
当店は修理サービス開始から20年の間に数多くのエルメスの修理・オーバーホールを行ってきた確かな実績があります。
オーバーホール作業には時計専用工具を使用し、交換する部品類も純正パーツまたは共用パーツを使用します。エルメスの時計はクオーツモデルが多いですが、部品点数が多い自動巻きもあり、それぞれに合わせて丁寧にオーバーホール作業を進めています。

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1お預かりしたエルメスの無料診断
- エルメスをお預かりしてから時計修理技術者が動作状況と内部の状態を確認し、オーバーホールと交換パーツの有無を判断します。
まず3週間ほどでお見積りをお出しし、お電話またはメールにてお客様に修理金額・整備内容をご連絡いたします。ご確認いただき、進行のご指示を頂きましてからエルメスのオーバーホールに取り掛かります。
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2ムーブメントの取り出しと分解
- オーバーホールの進行ご指示を頂きましたら、まずは時計本体とブレスレットまたは革ストラップの取り外しを行います。エルメスは時計専用の工具、またはラバーで慎重に裏蓋を開け、ケースからムーブメントを取り出します。時計本体からベゼルの取り外しも時計専用工具が必要です。
次にムーブメントから針と文字盤を取り外します。ムーブメント単体になりましたらさらに分解し、各パーツの状態を確認します。軸や軸受けは、顕微鏡を使い摺動部の摩耗具合や状態をチェックし、必要があれば調整も行いながらすべての部品を分解します。
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3分解したムーブメントの洗浄
- ムーブメントの地板や受け等、分解したパーツには摩耗による汚れや劣化した油などが付着しています。これをしっかりと落とす為、大まかな汚れをハケで落とした後にムーブメントの部位を一つ一つ洗浄カゴに入れ、超音波と遠心力を使った部品洗浄機にかけて洗浄・乾燥まで行います。
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4ムーブメントの組立と部品交換をし精度調整へ
- パーツの洗浄が終わったら、新しく注油をしながらのムーブメント組み立て、また必要な場合はパーツ交換を行います。交換するパーツ類はエルメス純正品、または共通パーツを使用します。
ムーブメントの組立後、歩度測定器で精度を計測し、日差が各モデルの許容内となるよう調整をしていきます。エルメスの多くはムーブメントにエボーシュメーカーをベースにしており、外装部にモデル固有の形状やエルメスのHを模していたりレザーに拘っているのが特徴です。
最後にムーブメントに文字盤と針と取り付けます。
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5ケース・バックル・ブレスレットの超音波洗浄
- ケース、ベゼル、バックル、ブレスレットや尾錠は、洗浄前の処置として蓄積した汚れやホコリ・錆などをブラシや流水などで落とします。その後、強力な業務用超音波洗浄機を使い、ブラシが入らない隙間やブレスレット可動部などの見えない部分から汚れを吐き出させ隅々まで完全に綺麗な状態にします。
エルメスの角型モデルなどでガラスパッキンが劣化している場合は、簡易的な洗浄になる場合があります。ガラス接着が劣化している場合は再接着することもあります。クリッパーのベゼルドットはネジ式なので緩みがないかチェックも行います。
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6外装部(ケース・ブレス・ベゼル等)の磨き
- 外装仕上げをご要望の場合はケースやバックルなどの傷を研磨し、傷の程度と全体のバランスが崩れないよう必要最低限で丁寧に磨き上げます。傷が深い場合や刻印がある部位は事前にご説明の上で、ある程度のところまでの仕上げに留める、または洗浄のみの処理とすることもあります。外装仕上げが不要な場合は、汚れを落とす洗浄のみも選択できますので事前にお伝えください。
エルメスのダイバーやクロノグラフのように文字があるベゼルや、回転ベゼルで文字が浮き出ているモデルは手を入れすぎると文字に影響してしまうため、過度の仕上げは行いません。不要な場合はこの仕上げ工程を省くこともできますので事前にお伝えください。
特徴的なレザーは現状のままでのお返しとなり、ラバーストラップは洗浄のみ行います。
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7ケーシングと防水検査、巻上機による精度チェック・持続時間テスト
- 外装仕上げ・洗浄をしたケースに、オーバーホール済みのムーブメントを組み込んで新しいパッキン類と裏蓋を取付けて時計の状態にします。
防水性の有無・防水性能の基準ごとに防水試験機で性能が確保されているかチェックを行います。合格した時計は巻き上げ機を使っての自動巻き機構のチェックと、同時に精度・持続時間テストを行います。テスト結果、必要であれば再度精度調整を行い、精度をモデルの許容内に納めます。
※交換するパッキンはゴムタイプとテフロンタイプがあり、ゴムなら大体は代替品が入手できますが、テフロンでは代替品が入手は出来ない場合は再利用することがあります。
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8外装パーツの最終検品・修理完了
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最終的な検品を行います。文字盤上にごみが残っていないか、時計を操作して各機能が正常に動作するか、歩度測定機での精度等の確認、またブレスレットやピン・ネジの緩みが無いかなど、外装の確認を入念に行います。
全てのチェックが終了しましたらオーバーホール作業が完了となり、お渡しまで金庫にて保管されます。オーバーホール完了・お渡し後に1年間の内部保証をお付けしております。
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9オーバーホール完了のご連絡と時計のお届け
- お電話・メール等で、お客様に作業完了のご連絡をいたします。ご来店時に直接、または宅配便にてオーバーホールしたエルメスと修理明細をお渡しいたします。
エルメス 修理実例一覧
表示可能な修理事例はありません。