チューダー ハイドロノート オーバーホール・仕上・切替車交換
私が担当しました
宝石広場修理部スタッフ。時計修理技師。時計修理業界歴約20年。
時計の状態確認/点検/判定/故障個所の修理などの技術的な対応から、接客/見積もりまで幅広く担当。
1つ1つの時計に丁寧に向き合い、お客様のお手元に良い状態でお戻し致します。
是非お気軽にお問合せください。
89190 | チューダー ハイドロノートのオーバーホール・修理|腕時計のオーバーホール・修理なら【宝石広場 時計修理センター 渋谷】
担当者コメントと修理のポイント
手巻をしても止まるようになった、という事でお預かりをしました。
色々止まる理由は考えられますが、手巻しても止まるという状態は、すぐに止まるのか・しばらく腕にしても止まるのか・前回オーバーホールをいつ頃しているのか。
といったちょっと細かいところがわかると不具合原因をある程度特定できます。
や、もちろん出来ないときだってたくさんありますケド(;´・ω・)
さて、今回は手巻をしても夕方ごろに止まる状態。
どの程度手巻をしているか?ってことも気になりますが、止まった状態で内部を見ると、ゼンマイはきっちりほどけていました。
メインの輪列はある程度しっかり動作していても自動巻き機構がうまく機能していないようです。
さらによく見ると自動巻きの切替車が摩耗してダメになっていましたので、オーバーホール・仕上・切替車交換を行いました。