オーデマ・ピゲ ロイヤルオークオフショアクロノ オーバーホール・仕上
腕時計修理内容
ブランド名 | オーデマ・ピゲ |
モデル名 | ロイヤルオークオフショアクロノ |
型番 | ref.26170ST.OO.1000ST.08 |
修理内容 | オーバーホール・仕上 |
修理料金 | ¥83000-(税込) ※事例公開時の価格となります。 |
修理時間 | お見積3週間、お返事を頂いてから作業が1.5か月。 |
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修理後・正面から
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修理後・ナナメから
私が担当しました
宝石広場修理部スタッフ。時計修理技師。時計修理業界歴約20年。
時計の状態確認/点検/判定/故障個所の修理などの技術的な対応から、接客/見積もりまで幅広く担当。
1つ1つの時計に丁寧に向き合い、お客様のお手元に良い状態でお戻し致します。
是非お気軽にお問合せください。
担当者コメントと修理のポイント
今回ご紹介するのはこちら。
オーデマ・ピゲ ロイヤルオークオフショアクロノ
ref.26170ST.OO.1000ST.08 です。
Cal.3120をベースにしてクロノグラフモジュールを
組み込んだCal.3126/3840 を搭載しています。
ネットで眺めていると見ていると
モジュール式クロノグラフに賛否あるようなんですが
...よく考えてください。
モジュール式に出来るだけの信頼度が
ベースムーブメントにあるから出来る事なのですよ!
ある程度までなら厚く作れば相応の信頼度を
持たせることもできますが、
ベースムーブメントにする、という事は
当然、全体としての厚みは
ベースムーブメント厚み+モジュール厚み
となるわけで。
十分な信頼度を持たせてかつ、相応に薄く
作ってないと、ベースムーブメントには出来ない/しづらい
のですよ!
まぁ、何を言いたいかって
そんなベースムーブを作ったオーデマ・ピゲの技術力は
すごいよねって話です。
基礎技術力があるトコが作っているのだから、
それ以上は好みでいいじゃないですかっていう...
このケース・ブレス構造も
複雑な面の組み合わせで出来ていますが
バラせばきちんと磨き直し/仕上られるように
作られています。
たまーにですが、1度傷がつくと
どうやっても仕上できない形状のメーカー/モデルが
あったりなかったり...(;´Д`)
材質はしょうがないですけどねー
元の写真を撮り忘れてしまったので比較できませんが、
ご使用期間なりのご使用傷がついていました。
大きな打痕などはなかったので、
とてもきれいに外装磨きが出来ました!