カルティエ カリブル ドゥ カルティエ オーバーホール・仕上
腕時計修理内容
ブランド名 | カルティエ |
モデル名 | カリブル ドゥ カルティエ |
型番 | ref.W7100036 |
修理内容 | オーバーホール・仕上 |
修理料金 | ¥42000-(税込) ※事例公開時の価格となります。 |
修理時間 | お見積3週間、お返事を頂いてから作業が1.5か月。 |
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修理後・正面
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修理後・ブレスレット
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修理前・ブレスレット。ヘアラインと鏡面堺くらいに汚れ。ヘアラインにうっすら使用傷があります。
私が担当しました
宝石広場修理部スタッフ。時計修理技師。時計修理業界歴約20年。
時計の状態確認/点検/判定/故障個所の修理などの技術的な対応から、接客/見積もりまで幅広く担当。
1つ1つの時計に丁寧に向き合い、お客様のお手元に良い状態でお戻し致します。
是非お気軽にお問合せください。
担当者コメントと修理のポイント
今回ご紹介するのはこちら。
カルティエ カリブル ドゥ カルティエ ref.W7100036
です。
ご購入から4年ほど経つから、ということで
定期整備としてお預かりを致しました。
さてこのカリブルシリーズ。
初出は2010年、カルティエが満を持して
発表したシリーズです。
わざわざカリブル=キャリバー なんてモデル名に
入れている通り、ムーブメントは
カルティエ製 Cal.1904MC が搭載されています。
1904、というのはカルティエ・サントス誕生の日ですし、
MC、というのはマニュファクチュールの意味の様です。
この名付けだけ見てもカルティエの意気込みが…!
テンプ振動数は比較的精度の出しやすい28800振動
なんですが、精度微調整機構のレバー部分を見てみると
カルティエのC型になっていたりします。
(すみません、撮り忘れました><)
定期点検、それもそう頻繁には
ご使用されていない中でお預かり頂いたので
内部部品交換もなく、
しっかり・きっちり内部のチェック・分解・洗浄・調整
注油・動作確認をすることで作業を終え
お客様へお渡しできました。