カルティエ タンクディヴァン [修理内容:オーバーホール・仕上]

ブランド名 カルティエ
モデル名 タンクディヴァン
型番 ref.W6300755
修理内容 オーバーホール・仕上
修理料金 ¥33,000-(税込)
修理時間 お見積3週間、お返事を頂いてから作業が1.5か月~2か月。

担当者コメント


時間が合わないという事でお預かりしたこちら。
ご来店時に軽く見てみたところ、全巻きにしても振り角が
180°ってまともな精度が出るわけない状態…
これなら今までも結構ズレていたハズ。

伺ってみましたら、どうもご購入なさってから8年くらい
なんもしていなかったのだそうです。
時間は大まかにわかればいい、ってご使用されていたものの
最近になって数時間単位の遅れが出るようになってしまい
今回のご依頼を頂きました。

さて、この状態だと単純に精度調整だけしても遅れは出ます。
というか、ご指摘の数時間単位の遅れはですね、コレ、
たぶん腕に付けていても止まりが起きて、たまたま見た
瞬間だけちょっと動いていたって事だと思います。

そんな状態で調整しても(というか止まりがメインですから)
意味がないよねってお話しましてオーバーホールのご依頼を
いただきました。


カルティエのディヴァン。
長椅子をモチーフとしたこのモデル、なるほど確かに
言われてみれば横長ケースがそう見えてきます。

内部はETA Cal.2000、長らくレディースモデルに使われて
きたムーブメントです。
同じETAの Cal.2892なんかと比べてしまうと、
パワーリザーブは40hほどですし、精度の安定性も若干
落ちてしまいますがどちらも小型化する過程で避けられない
内容です。むしろこれだけ小さなムーブメントでこれだけ
パワーリザーブや精度の安定性をだしてるんだから、
十分良い機械なのだ言っていいと思います。

お預かりしたお時計は油は全くないし、若干の摩耗も
ありましたが、機能に影響は出ない範囲でしたので
部品交換もなく、オーバーホールのみで作業を終える事が
出来ました。
が、やっぱり手がかかったのが最後の調整です。
計測器でソコソコいい値がでても、実際に動かしてみると
なんだか進み気味/遅れ気味って事で実測値と計測値を
にらめっこしながら調整、どうにか良い精度が出せました。


ご依頼ありがとうございました(´∀`*)

カルティエ タンクディヴァン オーバーホール・仕上

  • カルティエ タンクディヴァン 正面から

    正面から

  • カルティエ タンクディヴァン ナナメから

    ナナメから

  • カルティエ タンクディヴァン もひとつナナメ

    もひとつナナメ

  • カルティエ タンクディヴァン オーバーホール後の調整中…やっぱりブレが出ます

    オーバーホール後の調整中…やっぱりブレが出ます

ブランド名 カルティエ
モデル名 タンクディヴァン
型番 ref.W6300755
修理内容 オーバーホール・仕上
修理料金 ¥33,000-(税込)
修理時間 お見積3週間、お返事を頂いてから作業が1.5か月~2か月。

担当者コメント


時間が合わないという事でお預かりしたこちら。
ご来店時に軽く見てみたところ、全巻きにしても振り角が
180°ってまともな精度が出るわけない状態…
これなら今までも結構ズレていたハズ。

伺ってみましたら、どうもご購入なさってから8年くらい
なんもしていなかったのだそうです。
時間は大まかにわかればいい、ってご使用されていたものの
最近になって数時間単位の遅れが出るようになってしまい
今回のご依頼を頂きました。

さて、この状態だと単純に精度調整だけしても遅れは出ます。
というか、ご指摘の数時間単位の遅れはですね、コレ、
たぶん腕に付けていても止まりが起きて、たまたま見た
瞬間だけちょっと動いていたって事だと思います。

そんな状態で調整しても(というか止まりがメインですから)
意味がないよねってお話しましてオーバーホールのご依頼を
いただきました。


カルティエのディヴァン。
長椅子をモチーフとしたこのモデル、なるほど確かに
言われてみれば横長ケースがそう見えてきます。

内部はETA Cal.2000、長らくレディースモデルに使われて
きたムーブメントです。
同じETAの Cal.2892なんかと比べてしまうと、
パワーリザーブは40hほどですし、精度の安定性も若干
落ちてしまいますがどちらも小型化する過程で避けられない
内容です。むしろこれだけ小さなムーブメントでこれだけ
パワーリザーブや精度の安定性をだしてるんだから、
十分良い機械なのだ言っていいと思います。

お預かりしたお時計は油は全くないし、若干の摩耗も
ありましたが、機能に影響は出ない範囲でしたので
部品交換もなく、オーバーホールのみで作業を終える事が
出来ました。
が、やっぱり手がかかったのが最後の調整です。
計測器でソコソコいい値がでても、実際に動かしてみると
なんだか進み気味/遅れ気味って事で実測値と計測値を
にらめっこしながら調整、どうにか良い精度が出せました。


ご依頼ありがとうございました(´∀`*)