修理・アフターサービス

【安全にねじ込む方法】ねじ込み式リューズとケースの噛み合いに気を付けよう

こんにちは最近は本当に過ごしやすい季節になってきました。

先日、小学生の頃からの友人の結婚式に出席してきました。新郎は当時の同級生からの中では1番乗りでの結婚でして、新婦と一緒にとても幸せな、そして周りの人達も幸せにするような素晴らしい結婚式を行ってくれました。そんな彼らには末永く幸せになって欲しいと心から願っています。

そして式場には久々に会う友人も多く、8割方の男友達は体格がとてもふくよかに変わっていたのがとても印象的で、面白かったです。(他人事でもないのですが・・・)

そう。変わると言えば、私事なのですが変わった事があります。少し前に営業部からアフターサービス部へと配属になりました。

ねじ込み式リューズとケースの噛み合いに気を付けよう

そこで、ちょっと気付いた故障について触れてみたいと思います。

時計にはねじ込み式リューズというのがあります。ダイバーズ系モデルのほとんどに使われています。リューズとケースチューブにネジの切り込みが入っており、そこが噛み合い、回すことによってリューズを締めれる構造になっています。

ネジ溝が潰れてしまうと数万円の修理費に

そこで問題なのが、その噛み合い。

しっかり噛み合っていない状態で無理にねじ込んでしまうとたった1回でネジ溝が潰れてしまい、ねじ込めなくなり、壊れてしまいます。こうなるともう修理代が数万円かかってしまい、とても悲しい事になります。

噛み合っていない場合

ねじ込み時に回すのが重いと感じた場合、噛み合っていない可能性があります。その際には1度リューズを必ず最後まで開放の状態にし、再度ねじ込む必要があります。

安全にねじ込む方法

コツとしては押し込みながらリューズを半時計回りに1度回し、噛み合いを確認してからその状態から時計回りに回して、ねじ込むのが今のところ安全な方法だと個人的に思っています。

また、完全に締めた状態でそれ以上に強く締めてしまうと、これもまた溝が潰れてしまう可能性があります。締める際にはホドホドにキッチリと締めるのをオススメします。

サブマリーナーは切り込みが大きく頑丈

リューズの種類にもよりますが、サブマリーナー等は切り込みが大きく頑丈な為、そういった故障は比較的に少ない方だったりします。

アクアレーサーは比較的繊細かも

他にアクアレーサー等はサブマリーナと比べるとリューズやケースチューブが細く、切り込みもその分細く浅い為、耐久性という面では繊細かもしれません。(実際には耐久テストをした事が無い為わかりません・・)

長年使っていると必ず摩擦により磨耗する

どちらも言えるのが長年使っていますと必ず摩擦により磨耗していきます。逃れられない運命のようなものです。

早くその寿命が来ない為にも優しく扱って頂けると時計も喜びますkikuarigatoさんの絵文字 ねじ込み式の時計をお持ちの方はこの機会に少し気にしてみてはいかがでしょうか。

アフターサービス部のシラカワでしたさんの絵文字

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