ロレックス オイスターパーペチュアルデイトナ 外装仕上・精度調整

担当者コメントと修理のポイント

外装の磨きと、ちょっと進むという事でお預かりしました。
当店で中古ご購入いただいてからジャスト2年たって、
使う分には調子悪くないそうです。

さて、精度の調整ってよくよくご希望を頂くのですが、
なかなか難しいのです。
まず前提として精度調整自体に作業保証はないんです。
そのうえで、他店さんで購入されたものだと、
いつ・どこで・誰が・何を・どんな作業しているか…？

まぁ、分からないわけです。

いくら作業保証無しとはいえですね、
あんまり無責任な事もしたくないので、他店で購入された
ものについては精度調整のみの作業をお断りしています。

当店でご購入された時計であれば、
お買取りさせていただいた後～ご購入いただく前に
何やってるかは把握できてますので、
ご購入/前回OHからある程度の経過年数以内なら、
お受けしております。

だってさ、たとえばオーバーホールしてから何年も
経った状態で精度調整なんてやっても、
正直どんだけ意味があんのかって話しですよ。

油がそれなりに劣化してれば計測器で調子よくても
実測がダメダメなんてしょっちゅうです。
内部の油カスが止まりの原因になったり…！！
お預かりしてる間に分かればいいですけど、
お渡しすぐになんかあったら申し訳ないですし。

さてさてお預かりしたお時計は
外装の磨きを終えた後、調整して動作のチェック。
巻上げ1日+止まるまで実測で精度チェックをしまして
いい塩梅に収める事が出来ました



ご依頼ありがとうございました