ジャガー・ルクルト レベルソデュエット オーバーホール 公開日:2026/07/14 腕時計修理内容 ブランド名 ジャガー・ルクルト モデル名 レベルソデュエット 型番 Q2668420 修理内容 オーバーホール 修理料金 ¥65,000-(税込) ※事例公開時の価格となります。 修理時間 見積2~3週、オーバーホール作業期間1~1.5ヵ月 画像① 画像② 画像③ 画像④ 担当者コメントと修理のポイント 今回ご紹介する修理事例は、ジャガー・ルクルト レベルソデュエット(Ref.Q2668420)のオーバーホールです(画像①)。 まずはモデルについて簡単にご紹介します。ジャガー・ルクルトを代表する「レベルソデュエット」は、反転式ケースを採用した、2つの表情を楽しめる腕時計です。表面には、繊細なギョーシェ装飾が施されたシルバーダイヤルを備え、端正なアラビア数字とブルースチール針が調和した、クラシカルで上品なデザインが魅力です。一方、ケースを反転させると、柔らかな虹色の輝きを放つシェルダイヤルが現れます。光の当たり方によってさまざまな表情を見せるマザー・オブ・パールが、華やかでエレガントな印象を演出し、ドレスウォッチとしても存在感を発揮します。装いやシーンに合わせて異なる表情を楽しめるのは、レベルソデュエットならではの魅力です。1本で2つの個性を味わえる、ジャガー・ルクルトの美意識と技術力が詰まったモデルといえるでしょう。 画像②は、一般的な腕時計であればケースバック側に位置する、ムーブメントの表輪列側です。通常、この面に針やダイヤルが取り付けられることはありません。しかし、レベルソデュエットは反転式ケースという特殊な構造を採用しており、この表輪列側の動力も時刻表示に活用しています。シェルダイヤル側は、画像②の赤矢印で示した「2番車」から回転力を受け取り、画像③のように複数の歯車を介して時刻を表示する仕組みです。画像③の赤い矢印の位置に時針、黄色い矢印の位置に分針が取り付けられ、それぞれの歯車が連動することで、シェルダイヤル側でも正確な時刻を表示しています。 本来であればケースバック側となるムーブメントの動力を巧みに利用し、1つのムーブメントで2つのダイヤル表示を実現している点は、レベルソ デュエットならではの大きな特徴です。限られたスペースに歯車を効率よく配置し、両面で美しく時を刻む機構には、ジャガー・ルクルトの高い設計力と技術力が凝縮されています。 画像④は、シェルダイヤル側に時針と分針を取り付けた状態です。画像③でご紹介した歯車機構の上に針が組み付けられることで、シェルダイヤル側でも通常の文字盤と同様に時刻を表示できるようになります。普段は文字盤に隠れてしまうため目にする機会はありませんが、レベルソ デュエットならではの複雑で巧妙な機構をご覧いただけます。 今回のオーバーホールでは、交換が必要なパーツはありませんでした。ムーブメントを分解して丁寧に洗浄・組み立て・注油を行い、精度を調整しています。作業後は振り角もしっかりと回復し、ランニングテストでも良好な精度を確認できました。 なお、今回のレベルソデュエットを一般のお客様からお預かりして修理した場合、オーバーホール基本料金は65,000円(税込)となります。 遠方にお住まいの方や、配送での修理依頼をご希望の場合は、こちらの修理キット請求フォームより、梱包材と依頼書をセットにした「宅配キット」を無料でご請求いただけます。 大切な時計を末永くご愛用いただくために、「しばらくメンテナンスをしていないな」とお心当たりのある方は、ぜひ一度私たちにご相談ください。 ジャガー・ルクルト レベルソ (中古) |腕時計専門の販売・通販「宝石広場」 ジャガー・ルクルト レベルソ (新品) |腕時計専門の販売・通販「宝石広場」 私が担当しました 修理担当した時計 私が担当しました sasaki_yuya@ushouseki.xsrv.jp 03-5458-5424 HOUSEKIHIROBA 佐々木 時計修理歴10年以上の技術者が、お時計の不具合や専門的なご相談にお答えします。 勿論修理作業も担当しておりますので、安心してお任せください。 修理担当した時計 Q2668420 ジャガー・ルクルト レベルソデュエット By 佐々木 2026年7月14日 01-0010.420 ゼニス プライム By 佐々木 2026年5月28日 01 649 7610 7164-Set オリス マイスタータオハー By 佐々木 2026年3月10日 BBP40BCGLD/N ブルガリ ブルガリブルガリカーボンゴールド By 佐々木 2025年12月23日
担当者コメントと修理のポイント
今回ご紹介する修理事例は、ジャガー・ルクルト レベルソデュエット(Ref.Q2668420)のオーバーホールです(画像①)。
まずはモデルについて簡単にご紹介します。ジャガー・ルクルトを代表する「レベルソデュエット」は、反転式ケースを採用した、2つの表情を楽しめる腕時計です。表面には、繊細なギョーシェ装飾が施されたシルバーダイヤルを備え、端正なアラビア数字とブルースチール針が調和した、クラシカルで上品なデザインが魅力です。一方、ケースを反転させると、柔らかな虹色の輝きを放つシェルダイヤルが現れます。光の当たり方によってさまざまな表情を見せるマザー・オブ・パールが、華やかでエレガントな印象を演出し、ドレスウォッチとしても存在感を発揮します。装いやシーンに合わせて異なる表情を楽しめるのは、レベルソデュエットならではの魅力です。1本で2つの個性を味わえる、ジャガー・ルクルトの美意識と技術力が詰まったモデルといえるでしょう。
画像②は、一般的な腕時計であればケースバック側に位置する、ムーブメントの表輪列側です。通常、この面に針やダイヤルが取り付けられることはありません。しかし、レベルソデュエットは反転式ケースという特殊な構造を採用しており、この表輪列側の動力も時刻表示に活用しています。シェルダイヤル側は、画像②の赤矢印で示した「2番車」から回転力を受け取り、画像③のように複数の歯車を介して時刻を表示する仕組みです。画像③の赤い矢印の位置に時針、黄色い矢印の位置に分針が取り付けられ、それぞれの歯車が連動することで、シェルダイヤル側でも正確な時刻を表示しています。
本来であればケースバック側となるムーブメントの動力を巧みに利用し、1つのムーブメントで2つのダイヤル表示を実現している点は、レベルソ デュエットならではの大きな特徴です。限られたスペースに歯車を効率よく配置し、両面で美しく時を刻む機構には、ジャガー・ルクルトの高い設計力と技術力が凝縮されています。
画像④は、シェルダイヤル側に時針と分針を取り付けた状態です。画像③でご紹介した歯車機構の上に針が組み付けられることで、シェルダイヤル側でも通常の文字盤と同様に時刻を表示できるようになります。普段は文字盤に隠れてしまうため目にする機会はありませんが、レベルソ デュエットならではの複雑で巧妙な機構をご覧いただけます。
今回のオーバーホールでは、交換が必要なパーツはありませんでした。ムーブメントを分解して丁寧に洗浄・組み立て・注油を行い、精度を調整しています。作業後は振り角もしっかりと回復し、ランニングテストでも良好な精度を確認できました。
なお、今回のレベルソデュエットを一般のお客様からお預かりして修理した場合、オーバーホール基本料金は65,000円(税込)となります。
遠方にお住まいの方や、配送での修理依頼をご希望の場合は、こちらの修理キット請求フォームより、梱包材と依頼書をセットにした「宅配キット」を無料でご請求いただけます。
大切な時計を末永くご愛用いただくために、「しばらくメンテナンスをしていないな」とお心当たりのある方は、ぜひ一度私たちにご相談ください。