シャネル J12 38 オーバーホール
H1629 | シャネル J12 38 の修理事例を公開しました
私が担当しました
宝石広場修理部スタッフ。時計修理技師。時計修理業界歴約20年。
時計の状態確認/点検/判定/故障個所の修理などの技術的な対応から、接客/見積もりまで幅広く担当。
1つ1つの時計に丁寧に向き合い、お客様のお手元に良い状態でお戻し致します。
是非お気軽にお問合せください。
H1629 | シャネル J12 38のオーバーホール・修理|腕時計のオーバーホール・修理なら【宝石広場 時計修理センター 渋谷】
担当者コメントと修理のポイント
定期オーバーホールをご希望でお預かりしました。
セラミック、いいですよね。
なにがいいって傷がほとんど付かない。
ごくたまーに傷どころか割れちゃっているのを見かけますが、
実際そこまでの力が加わればどんな時計も壊れると思います。
裏蓋・バックル・ネジ、ブレスの固定ピン・パイプなんかの、
機能性部品は金属です。
あとは裏蓋を外すと、金属のベースにセラミックのガワを
かぶせてあるのが分かります。
裏蓋を留めているネジはこの金属部分にねじ込んであります。
セラミックへネジ切りは出来ないか精度が出ないのか…
(;^ω^)
中身はETA Cal.2892。
ほんとにいろいろなところに使われていますね。
特別弱点ないし、ベースにしてクロノグラフをはじめプラスα
機能を付けられて、仕上のレベルもある程度選べる(らしい)
まー、万能むーぶ。
選ばない理由がないっていうかね。
今回だってダメになった部品もなく、ある程度の精度調整にて
作業を終えてオーバーホールにてお渡し出来ました。
ご依頼ありがとうございました――(∩´∀`)∩!!!!