ロレックス オイスター パーペチュアルデイデイト オーバーホール・仕上・パッキン・ローター真交換
腕時計修理内容
ブランド名 | ロレックス |
モデル名 | オイスター パーペチュアルデイデイト |
型番 | ref.118238A |
修理内容 | オーバーホール・仕上・パッキン・ローター真交換 |
修理料金 | ¥60,000-(税込) ※事例公開時の価格となります。 |
修理時間 | お見積3週間、ご返答頂きましてから作業1,5か月 |
症状タグ | 内部異音部品劣化/破損 |
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修理後の正面から
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ローターが
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カタカタ動きます
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交換した部品
私が担当しました
宝石広場修理部スタッフ。時計修理技師。時計修理業界歴約20年。
時計の状態確認/点検/判定/故障個所の修理などの技術的な対応から、接客/見積もりまで幅広く担当。
1つ1つの時計に丁寧に向き合い、お客様のお手元に良い状態でお戻し致します。
是非お気軽にお問合せください。
担当者コメントと修理のポイント
ご使用10数年経過し、おかしな音がするし動きもしないとお預かりしました。十分すぎるほどの時間を経過している為、何があってもおかしくはないのです…が、今回ご指摘の異音はすぐわかりました。
何度かいろいろなところに書いていますが、ローター芯が摩耗してガタがでてしまい、カンカンと裏蓋に当たってしまっている音です。
この異音、ご指摘を頂いて聞いてみても、ほとんどの場合は特に問題のない手巻時の歯車どうしの回転音であったりローターの回転音なのです。たまにブレスの音だったり…。
が、たまにと言いますか10数件のご指摘のうち1件くらいはホントにローターガタの場合があります。
*異音の原因自体ローターガタ以外もあります。
その時はなんというか、あからさまに大きな音で、当たっているかな?ではなく間違いなく当たっているね、というすごくすごく大きな音なのです。
写真2&3はローターをつまんでカタカタさせてみたのですが、わかりづらいですね。
ローターが高額な部品だからなのか、大きな部品がぐるぐる回るっていう特性から想定されていたのか、ローター芯は単体で交換が出来るように作られています。
ゼンマイもそうなんですが、交換が想定されている部分に関してのメンテしやすさは、ロレックスが頭ひとつ飛び出ている印象です。
単純に数が多いから慣れたってだけではない、よく考えられいる事が分かる箇所がチラホラとあります。
さて今回はオーバーホール・仕上・パッキンとローター芯の交換にてお渡しする事が出来ました。
ご依頼ありがとうございました。