ゼニスの時計修理なら
安心と実績のある当店へ

当店は創業から30年の間に数多くゼニスの時計を修理・オーバーホールしてきました。
社内に修理や専門の仕上げブースを設け、社内で修理業務を行っています。そのため外注に頼る他社とは違い、安心でなおかつ安価なゼニスの時計修理をご提供しています。開店から30年、渋谷で長く店舗運営している事もあり、多くの方にご依頼をいただいております。

ムーブメント精度調整修理作業
修理作業

年間6000本以上 30年の店舗実績年間6000本以上 30年の店舗実績1年間の修理保証1年間の修理保証WOSTEP認定 時計修理技能士在籍WOSTEP認定 時計修理技能士在籍

ゼニスについて

高級時計専門店の当店では、数多くのゼニスの時計修理を手がけてきました。豊富な実績と経験を持つ技術者が、多様な修理案件に対応していますので、ゼニスの修理やオーバーホールは、ぜひ当店にお任せください。

ゼニスという名は「天頂」を意味し、元はムーブメント名として使われていました。創業は1860年、スイスのル・ロックルでジョルジュ・ファーブル=ジャコによって行われ、1888年には「PILOTe」、後に「PILOT」の商標を登録しました。現代でも、ゼニスは文字盤に「PILOT」の文字を入れることができる唯一の時計ブランドです。

懐中時計の時代には数々の賞を受賞し、マハトマ・ガンジーはインド首相ジャワハルラール・ネルーからゼニスの懐中時計を贈られるほどでした。

しかしながら、ゼニスで最も有名なのは1969年に発表された「エル・プリメロ」です。エスペラント語で「NO.1」を意味する、この自動巻きクロノグラフを代表するムーブメントは、クオーツショックによるブランドの存亡危機を乗り越えて1980年代に復活。ロレックスへのムーブメント供給を経て、1990年代にはクロノマスターやエリートを発表。ゼニスはブランドしてさらに飛躍しました。

1999年にはLVMH傘下に入ることで高級機械式メーカーへと生まれ変わります。今では当たり前になった、テンプ部分をオープンにしたデザインやトゥールビヨン、1/100秒クロノグラフなど革新的なメカニズムを追加しながら、現在も「エル・プリメロ」を中心に発展しています。

ゼニス 修理・オーバーホール料金一覧

ゼニス 機械式 オーバーホール
3針 33,000円~
3針 +パワーリザーブ 38,000円~
クロノグラフ 46,000円~
クロノグラフ +フライバック / ビッグデイト 49,000円~
クロノグラフ +トリプルカレンダームーン 52,000円~
クロノグラフ +オープン / パワ-リザーブ 55,000円~
クロノグラフ +オープン / パワ-リザーブ +ビッグデイト 58,000円~
ゼニス オーバーホール+外装仕上げ
※革ベルトの場合は仕上げ料金から-2000円となります。
ステンレス・コンビモデル OH料金+14,000円
金無垢・プラチナ無垢モデル OH料金+17,000円
ホワイトゴールド + ロジウムメッキ OH料金+17,000円+メッキ代
デファイ OH料金+26,000円

※仕上げのみをご希望の場合はお問い合わせください。

ゼニスのオーバーホール工程

当店は修理サービス開始から20年の間に数多くのゼニスの修理・オーバーホールを行ってきた確かな実績があります。
オーバーホール作業には時計専用工具を使用し、交換する部品類も純正パーツまたは共用パーツ(ベースムーブメントの場合)を使用します。ヴィンテージモデルも多く、状態が様々でモデルも多岐にわたる為、それぞれに合わせて丁寧にオーバーホール作業を進めています。

※特殊機構搭載ムーブメントの場合、定期オーバーホールは承りますが、パーツ入手ができない場合はメーカーでの対応となります。

ゼニスのオーバーホール工程

1お預かりしたゼニスの無料診断

ゼニスをお預かりしてから時計修理技術者が動作状況と内部の状態を確認し、オーバーホールと交換パーツの有無を判断します。
まず3週間ほどでお見積りをお出しし、お電話またはメールにてお客様に修理金額・整備内容をご連絡いたします。ご確認いただき、進行のご指示を頂きましてからゼニスのオーバーホールに取り掛かります。

2ムーブメントの取り出しと分解

オーバーホールの進行ご指示を頂きましたら、まずは時計本体とブレスレット、または革ストラップの取り外しを行います。ゼニスは時計専用の工具、またはラバーで慎重に裏蓋を開け、ケースからムーブメントを取り出します。時計本体からベゼルの取り外しも時計専用工具が必要です。
次にムーブメントから針と文字盤を取り外します。ムーブメント単体になりましたらさらに分解し、各パーツの状態を確認します。軸や軸受けは、顕微鏡を使い摺動部の摩耗具合や状態をチェックし、必要があれば調整も行いながらすべての部品を分解します。

3分解したムーブメントの洗浄

ムーブメントの地板や受け等、分解したパーツには摩耗による汚れや劣化した油などが付着しています。これをしっかりと落とす為、大まかな汚れをハケで落とした後にムーブメントの部位を一つ一つ洗浄カゴに入れ、超音波と遠心力を使った部品洗浄機にかけて洗浄・乾燥まで行います。

4ムーブメントの組立と部品交換をし精度調整へ

パーツの洗浄が終わったら、新しく注油をしながらのムーブメント組み立て、また必要な場合はパーツ交換を行います。交換するパーツ類はゼニス純正品、または共通パーツを使用します。
ムーブメントの組立後、歩度測定器で精度を計測し、日差が各モデルの許容内となるよう調整をしていきます。ヴィンテージ、製造年、振動数により様々なムーブメントがあるのもゼニスの特徴です。
最後にムーブメントに文字盤と針と取り付けます。

5ケース・バックル・ブレスレットの超音波洗浄

ケース、ベゼル、バックル、ブレスレットや尾錠は、洗浄前の処置として蓄積した汚れやホコリ・錆などをブラシや流水などで落とします。その後、強力な業務用超音波洗浄機を使い、ブラシが入らない隙間やブレスレット可動部などの見えない部分から汚れを吐き出させ隅々まで完全に綺麗な状態にします。
ゼニスのヴィンテージや角型モデル・特殊モデルで、プラ風防やゴム類が劣化している場合は簡易的な洗浄になる場合があります。

6外装部(ケース・ブレス・ベゼル等)の磨き

外装仕上げをご要望の場合はケースやバックルなどの傷を研磨し、傷の程度と全体のバランスが崩れないよう必要最低限で丁寧に磨き上げます。傷が深い場合や刻印がある部位は事前にご説明の上で、ある程度のところまでの仕上げに留める、または洗浄のみの処理とすることもあります。外装仕上げが不要な場合は、汚れを落とす洗浄のみも選択できますので事前にお伝えください。
ゼニスのクロノグラフ、ダイバーモデルのように文字がある、回転ベゼルで文字が浮き出ているモデルは手を入れすぎると文字に影響してしまうため、過度の仕上げは行いません。不要な場合はこの仕上げ工程を省くこともできますので事前にお伝えください。

7ケーシングと防水検査、巻上機による精度チェック・持続時間テスト

外装仕上げ・洗浄をしたケースに、オーバーホール済みのムーブメントを組み込んで新しいパッキン類と裏蓋を取付けて時計の状態にします。
防水性の有無・防水性能の基準ごとに防水試験機で性能が確保されているかチェックを行います。合格した時計は巻き上げ機を使っての自動巻き機構のチェックと、同時に精度・持続時間テストを行います。テスト結果、必要であれば再度精度調整を行い、精度をモデルの許容内に納めます。

※交換するパッキンの大部分は代替品が入手できますが、トリプルカレンダーやムーン搭載モデルのプッシュボタンのパッキンは代替品が入手は出来ない場合が多いため、再利用することがあります。防水についてもクラシカルなモデルが多いため現状でのお渡しとなります。

8外装パーツの最終検品・修理完了

最終的な検品を行います。文字盤上にごみが残っていないか、時計を操作して各機能が正常に動作するか、歩度測定機での精度等の確認、またブレスレットやピン・ネジの緩みが無いかなど、外装の確認を入念に行います。
全てのチェックが終了しましたらオーバーホール作業が完了となりお渡しまで金庫にて保管されます。オーバーホール完了・お渡し後に1年間の内部保証をお付けしております。

9オーバーホール完了のご連絡と時計のお届け

お電話・メール等で、お客様に作業完了のご連絡をいたします。ご来店時に直接、または宅配便にてオーバーホールしたゼニスと修理明細をお渡しいたします。

ゼニスの主なモデル

これ以外でも受付しております。まずはご相談ください。

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