ロレックス オイスターパーペチュアルデイトジャスト [修理内容:オーバーホール・仕上・パッキン類交換]

ブランド名 ロレックス
モデル名 オイスターパーペチュアルデイトジャスト
型番 Ref.69178G
修理内容 オーバーホール・仕上・パッキン類交換
修理料金 ¥41,000-(税込)
※事例公開時の価格となります。
修理時間 お見積2週間、その後ご返答を頂きましてから1.5か月

担当者コメント

前回メーカーオーバーホールより8年、ありがたいことにHPを見てオーバーホールのご依頼をいただきました。今回お預かりしたお客様もそうだったのですが、使えていてもオーバーホールは必要なのか?とご質問をいただく事は多いので、期間が経過した時計の内部状態をご説明しますね。

まず、手でゼンマイを巻上げて計測器にかけたのが写真2です。計測値はなかなかに調子が良く、実際のご使用中に不具合が無いというのもうなずけますね。ただ、それでも当店では一定期間を経過していればオーバーホールをお勧めしています。

なぜか、というのが写真3,4です。画像ではわかりずらく申し訳ありませんが話を続けますね。
3は時計の心臓部たるテンプの画像です。赤いルビー中央寄りの色が濃くなっているのが分かりますでしょうか。この箇所は元々油が刺されていた箇所なのですが、完全になくなってしまい油のあった跡だけが残っています。

4の写真は自動巻き機構の裏側です。
4つの赤いルビーに注目してください。ルビー中央には銀色の歯車軸があり、その外周に油がさされています。どれも汚れてはいますが、特に左側は変質した油がまとわりついて真っ黒になっていますね。触ると粘度が高く、これでは潤滑油としては全く用をなさない状態になっていました。

ここまで見て使っていて問題なければオーバーホールは必要ない、とは言えない事がお判りいただけたのではないでしょうか。例えば車などであれば、定期メンテナンス=車検でエンジンオイルをいれかえ、汚れはフィルターで除去していますが、時計は構造/設計上簡単に油を入れ替えるという事が出来ません。
もし車をオイルなしであったりフィルターをつけない、長期間オイル交換をしない、などの乗り方をしたらどうでしょうか。間違いなく早い段階で壊れてしまいますよね。

そんなわけで、ある程度期間経過したお時計にはオーバーホールをお勧めしているわけなのです。 
話が長くなってしまいましたが、今回の話はここまでといたしますね。
作業自体はパッキン類以外に交換部品はなく、改めてロレックスの耐久性を思い知らされることとなりました。 


ご依頼、ありがとうございました。 

ロレックス オイスターパーペチュアルデイトジャスト オーバーホール・仕上・パッキン類交換

  • ロレックス オイスターパーペチュアルデイトジャスト

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  • ロレックス オイスターパーペチュアルデイトジャスト 切替片方は軸がなんかくろい・きもい

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ブランド名 ロレックス
モデル名 オイスターパーペチュアルデイトジャスト
型番 Ref.69178G
修理内容 オーバーホール・仕上・パッキン類交換
修理料金 ¥41,000-(税込)
※事例公開時の価格となります。
修理時間 お見積2週間、その後ご返答を頂きましてから1.5か月

担当者コメント

前回メーカーオーバーホールより8年、ありがたいことにHPを見てオーバーホールのご依頼をいただきました。今回お預かりしたお客様もそうだったのですが、使えていてもオーバーホールは必要なのか?とご質問をいただく事は多いので、期間が経過した時計の内部状態をご説明しますね。

まず、手でゼンマイを巻上げて計測器にかけたのが写真2です。計測値はなかなかに調子が良く、実際のご使用中に不具合が無いというのもうなずけますね。ただ、それでも当店では一定期間を経過していればオーバーホールをお勧めしています。

なぜか、というのが写真3,4です。画像ではわかりずらく申し訳ありませんが話を続けますね。
3は時計の心臓部たるテンプの画像です。赤いルビー中央寄りの色が濃くなっているのが分かりますでしょうか。この箇所は元々油が刺されていた箇所なのですが、完全になくなってしまい油のあった跡だけが残っています。

4の写真は自動巻き機構の裏側です。
4つの赤いルビーに注目してください。ルビー中央には銀色の歯車軸があり、その外周に油がさされています。どれも汚れてはいますが、特に左側は変質した油がまとわりついて真っ黒になっていますね。触ると粘度が高く、これでは潤滑油としては全く用をなさない状態になっていました。

ここまで見て使っていて問題なければオーバーホールは必要ない、とは言えない事がお判りいただけたのではないでしょうか。例えば車などであれば、定期メンテナンス=車検でエンジンオイルをいれかえ、汚れはフィルターで除去していますが、時計は構造/設計上簡単に油を入れ替えるという事が出来ません。
もし車をオイルなしであったりフィルターをつけない、長期間オイル交換をしない、などの乗り方をしたらどうでしょうか。間違いなく早い段階で壊れてしまいますよね。

そんなわけで、ある程度期間経過したお時計にはオーバーホールをお勧めしているわけなのです。 
話が長くなってしまいましたが、今回の話はここまでといたしますね。
作業自体はパッキン類以外に交換部品はなく、改めてロレックスの耐久性を思い知らされることとなりました。 


ご依頼、ありがとうございました。