ロレックス オイスターパーペチュアルデイトジャスト オーバーホール・仕上・パッキン類交換

担当者コメントと修理のポイント

調子が悪くなってきたから、とお持ちいただけました。
前回の作業は...購入して以来13年初めての
オーバーホールだそうです。

使う回数が少なく困らなかったそうで
確かに年数を考えると傷は少なめです。　
とはいえ、このタイプのジュビリーブレス。
どうしても汚れはたまりますので、パッと見きれいでも
よく見るとけっこう駒の間に詰まっていたりもします。
(;´･ω･)

こちらの時計に搭載されているのは
Cal.２２３５。　
Cal.２０３5→Cal.２１３５→Cal.２２３５と少しづつ
更新されてきたムーブメントです。
使用頻度が少なかったとはいえ、
毎度のことながら？10年以上も動き続けてた
ロレックスの作りには驚かされます。

長期間にわたってムーブメントを熟成させる事の
大事さってのを思い知らされるのですよ...！

そして。

部品交換が

無い！！
※パッキン類は交換しました。　

どういうことだってばよ...
お預かりさせて頂く際は、絶対切替車とかの交換が
必要になっているかと予想していたのですが、
蓋を開けてみれば交換が必要なパッキン類くらいで
そのほかは特に必要ない状態でした。

もうね、すごいとしか言いようがないですよね。

作業後はフラついていた精度も安定するようになり
外装も綺麗になってお喜びいただけました。

それほど期待していない風にお預け頂いた方が、
お渡し時に喜んで頂けるとすんごいうれしいです(*´ω｀*)