ロレックス オイスター パーペチュアルサブマリーナー オーバーホール・仕上・パッキン類交換
腕時計修理内容
ブランド名 | ロレックス |
モデル名 | オイスター パーペチュアルサブマリーナー |
型番 | ref.14060 |
修理内容 | オーバーホール・仕上・パッキン類交換 |
修理料金 | ¥38,000-(税込) ※事例公開時の価格となります。 |
修理時間 | お見積3週間、お返事を頂いてから作業が1.5か月~2か月。 |
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正面から
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ナナメから。ラグのエッジもパリッとね
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交換したパッキン類
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修理後の動作チェック。
私が担当しました
宝石広場修理部スタッフ。時計修理技師。時計修理業界歴約20年。
時計の状態確認/点検/判定/故障個所の修理などの技術的な対応から、接客/見積もりまで幅広く担当。
1つ1つの時計に丁寧に向き合い、お客様のお手元に良い状態でお戻し致します。
是非お気軽にお問合せください。
担当者コメントと修理のポイント
前回ご自身でロレックスにオーバーホールをしたものの
ちょっと高かった、と今回は当店にご依頼を頂きました。
その前回作業ってのが5年ほど前らしく、今回は特に問題なく
お使いいただけている中で定期オーバーホールご依頼です。
特に問題ないって事ですが、一応今のご使用精度なんかを
伺います。たまーになんですが、元の精度がむちゃくちゃ
よく出てる時があるのですよ。
オーバーホールをすれば当然時計の状態は変わります。
精度は当店の保証範囲(ロレックスなら日差+0~+8)で調整
しますので、OH後の方が進む、なんて事がでてきます。
出来るだけ日差+-0に近くってご希望される方は多いですが、
+から+-0に近づけるって事は遅れに近づけるのと同義です。
機械式時計の精度はどうしても使用精度にブレが出ますので
当店でチェックして+-0近くであっても、お客様のご使用中は
遅れる可能性は存分にあります。
そんなこんなで当店ではある程度進みに調整をしています。
ちょっと進む位なら、ハック機能付き時計はそのちょっと分
針を留めておけば時間合わせも楽にできますからね。
今回お預かりした時計、ご使用環境下でちょうどいい精度
になっていたようなんですが、中を開けてみると5年使った、
それなりの経年劣化がありました。
誤解されがちですが、イイ精度だからと言って内装がキレイ
とは限らないのですよ。
定期的なオーバーホールのおかげ?かわかりませんが、
部品の摩耗に目立つ個所はなく、交換が必要なものも
なく、オーバーホール・仕上・パッキン類の交換にて
お渡しすることが出来ました。
ご依頼ありがとうございました。