オメガ シーマスタープロフェッショナルクロノグラフ オーバーホール・仕上・スイングレバー、切替車、リセットハンマー交換
腕時計修理内容
ブランド名 | オメガ |
モデル名 | シーマスタープロフェッショナルクロノグラフ |
型番 | ref.2225-80 |
修理内容 | オーバーホール・仕上・スイングレバー、切替車、リセットハンマー交換 |
修理料金 | ¥59,000-(税込) ※事例公開時の価格となります。 |
修理時間 | お見積3週間、お返事を頂いてから作業が1.5か月。 |
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正面から
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ブレスにあった傷も
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綺麗になりました
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交換した色々
私が担当しました
宝石広場修理部スタッフ。時計修理技師。時計修理業界歴約20年。
時計の状態確認/点検/判定/故障個所の修理などの技術的な対応から、接客/見積もりまで幅広く担当。
1つ1つの時計に丁寧に向き合い、お客様のお手元に良い状態でお戻し致します。
是非お気軽にお問合せください。
担当者コメントと修理のポイント
ご購入いただいてから7~8年ほどたち、今回ひどく遅れる
ようになったから、とご来店いただきました。
不具合がでてお持ちになった方からよく聞かれるのですが、
定期的なオーバーホールの”定期的”ってどのくらいの期間?
という話です。
これ、一概には言い切れないのですよ。
今ままで拝見させて頂いてきた経験上、だいたい、大まかに
3年くらいじゃないかなぁ…とは思うのですが、5年経っても
キレイだったり、2年で油切れしてたりとメーカーやモデル
はもとより、お客様方のご使用状況や環境によっても内部の状態に大きく違いが出ているように思えます。
で、もろもろ総合してまとめてならしてととのえて、大体3年くらいで定期オーバーホールをお勧めしています。
今回お預かりのシーマスター。
作業にあたって内部はCal.7750とベーシックな機械ですが、外装は5連、というか7連ブレス。鏡面とヘアラインが交互にあるっていうなかなかなアレです。
鏡面だったりヘアラインを入れる時、どうしても広く工具があたるので、そのつどマスキングをしないとなのです。
その上すこーし湾曲しているので、鏡面/ヘアラインのはしに工具をあてる時、マスキングテープを削ってしまい磨いても磨いてもヘアライン/鏡面をやり直す羽目になるのです。
そんなちょっと大変な形状なので、たいていSSの仕上はOHとセット価格¥10,000ですが、こちらは¥12,000が料金です。
オーバーホールと合わせて交換部品は3点(写真4)左から、クロノレバー、切替車、リセットハンマーです。
切替車は方々に書き散らしてるので置いときまして、クロノレバー、リセットハンマーは結構珍しいですね。
全体的な油劣化もそうですが、クロノレバーの摩耗も遅れの原因になっていたようです。
オーバーホール、外装仕上、パーツ交換にてお渡しする事が出来ました。
ご依頼ありがとうございました。