ジン 903 オーバーホール

腕時計修理内容

ブランド名 ジン
モデル名 903
型番 903
修理内容 オーバーホール
修理料金 ¥38000-(税込) ※事例公開時の価格となります。
修理時間 見積2~3週、オーバーホール作業期間1~1.5ヵ月

ジン 903 オーバーホール

  • ジン 903 画像1Ref.903

    画像1Ref.903

  • ジン 903 画像2cal.1873

    画像2cal.1873

  • ジン 903 画像3

    画像3

  • ジン 903 画像4

    画像4

担当者コメントと修理のポイント

今回ご紹介する修理事例は、ジン「903」(画像1)です。

搭載されているムーブメントはcal.1873。
ジンの本モデルに採用されているこの機械は、オメガのスピードマスターにも搭載されていたムーブメントとほぼ同系統の設計を持ちますが、大きな違いとしてテンワにニッケル素材が使用されている点が挙げられます(画像2)。

また本個体は、クロノグラフランナー受けにブランドネームではなく、エヴォーシュであるレマニアの刻印が見られる点も特徴的です。

こちらの903は宝石広場 渋谷本店にてお買取り後、修理センター渋谷にてメンテナンスを実施いたしました。
外装や操作感といった基本動作には大きな問題は見られませんでしたが、内部には汚れや油切れが確認されたため、オーバーホールを実施しております。

前述のcal.1873は、手巻きクロノグラフにおいて長年にわたり採用されてきた実績あるムーブメントです。
現代においても改良を重ねた後継機が使用されていることから、その設計の完成度の高さが伺えます。

テンワや出車にニッケルが用いられている点も含め、当時の設計思想や素材感を色濃く残しており、ヴィンテージらしい魅力を感じさせる構造です。

こちらは針と文字盤を取り外した状態です(画像3)。
本モデルはダイアル側に12時間積算計の機構を備えていますが、カレンダー機構を持たないため、構成としては非常にシンプルで整然とした印象を受けます。

ケース構造については当時のパイロットウォッチに見られるベゼル部分にパッキンのない構造になっています
(画像4)。

各パーツに顕著な摩耗やダメージは見られず、いずれも再使用可能な良好な状態でした。
また、ムーブメント全体のコンディションや油の状態から、これまで適切なメンテナンスが施されてきた個体であることが伺えます。

作業としては、全パーツの分解・洗浄を行い、再組立、注油、精度調整を実施。
無事にオーバーホールを完了しております。

現在は動作も安定しており、日常使用においても安心してお使いいただけるコンディションに仕上がっています。

なお、今回のジン903をお客様より修理ご依頼いただいた場合、オーバーホールの基本料金は¥38,000~(パーツ代別途)となります。
また、オーバーホールと同時に外装の超音波洗浄も実施いたします。

長期間メンテナンスを行わずに使用を続けると、内部パーツの摩耗が進行し、部品交換が必要となるケースも少なくありません。
特にヴィンテージモデルにおいては、生産終了から年月が経過しているため純正パーツの入手が困難な場合も多く、結果として修理自体が難しくなる可能性もございます。

大切なお時計を長くご愛用いただくためにも、定期的なメンテナンスをおすすめいたします。

大切な時計を長く良好なコンディションでご愛用いただくためにも、定期的なオーバーホールをおすすめいたします。
しばらくメンテナンスを行っていない心当たりのある方は、ぜひ一度ご相談ください。経験豊富な専門スタッフが、お時計の状態を丁寧に診断し、最適なメンテナンスプランをご提案いたします。大切な一本を、安心してお任せいただける体制でお待ちしております。

配送にて対応をご希望の場合はこちらから宅配キットを承っておりますのでお気軽にご依頼ください。

ジン(中古)|腕時計の販売・通販「宝石広場」 (housekihiroba.jp)
ジン ドライバー / ナビゲーションウォッチ(新品)|腕時計の販売・通販「宝石広場」 (housekihiroba.jp)