パテック・フィリップ カラトラバ オーバーホール・仕上・パッキン類交換
腕時計修理内容
ブランド名 | パテック・フィリップ |
モデル名 | カラトラバ |
型番 | 5196G-001 |
修理内容 | オーバーホール・仕上・パッキン類交換 |
修理料金 | ¥52000-(税込) ※事例公開時の価格となります。 |
修理時間 | お見積3週間、お返事を頂いてから作業が1.5か月。 |
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修理後・正面
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修理後・よこから。よく見たら美錠外したまま撮ってる
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修理後・うらから。
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精度もなかなかいいです。
私が担当しました
宝石広場修理部スタッフ。時計修理技師。時計修理業界歴約20年。
時計の状態確認/点検/判定/故障個所の修理などの技術的な対応から、接客/見積もりまで幅広く担当。
1つ1つの時計に丁寧に向き合い、お客様のお手元に良い状態でお戻し致します。
是非お気軽にお問合せください。
担当者コメントと修理のポイント
今回ご紹介させていただくのはこちら。
パテック・フィリップ カラトラバ 5196G-001 です。
ムーブメントはCal.215 PS
パテックの手巻ムーブメントですね。
この時計のムーブメントは撮っていないんですが、
当店で同ムーブメント・裏蓋スケルトンモデルが
あったのでURLを張り付けておきます。
http://housekihiroba.jp/shop/g/gPP310/
もちろん裏蓋ガラスでないこの時計も
しっかりとムーブメントに仕上が施されています。
今回、完全に不動状態になってお預かりしたわけですが...
内部油が切れて回転抵抗が増え、
このきれいなムーブメントが若干黒ずんで見えました
(ノ∀`)
とは言え、油が切れただけで
歯車軸摩耗もなく、修理自体はスムーズに進んだのには
ほっとしました。
汎用ムーブメントと違って手に入る部品が少ない/高額
ですからね。
大きな調整ズレもなかったため、オーバーホール・仕上と
パッキン類交換にて作業を終え、元のキレイな
ムーブメント(といっても見えませんが)に戻り、
気持ちの良い精度を出すようになってくれました。