みなさん、こんにちは。アフターサービス部の小島です。
やっと。。。やっっっっっっと涼しくなってきましたね!夏バテから復調してきまして友人とお出かけしてきましたよ。
ちょっと暖かい恰好ならいいかと思ってたんですが、とんでもない。標高1500mくらいってのはさすがに寒かったです。
夜中に現着後ちょろっと写真撮っても、寒くてすぐに車内に潜り込んでしまいました
さて翌日。
目的地の御射鹿池をぼんやり眺めた後、付近の遊歩道をぶらぶら。
紅葉も綺麗できもちいいなーってさくさくあるっていたのもつかの間
遊歩道…?
のんびり撮影しながらとはいえ、たった2kmくらいの道のりに数時間かけ、なにかおかしい、とおもいつつ休憩しようと立ち寄った場所にて発見した看板がコレ
ですよね!
私たちが入った入り口には(たぶん)なかったんですよ…!!
その後足をぷるぷるさせつつどうにか車に戻り、楽しい休日を無事すごせたのでした。
・・・🐤
水入りとはちょっとちがう|時計の”結露”とは?
さて、今回お話するのは”結露”です。
夏場話した水入りとはちょっとちがいます。似たようなモンではありますが、ちょろっとだけ違うのです。
何が違うか?いつその症状に気が付くかが違います。
水入り
一般的に水入りって言われるほどの時計内部への湿気混入であれば
・・・まぁ、すぐわかりますよね。
結露?
それで結露っていうのは
という状態。
ざっくり説明すれば冬場の窓ガラス。室内が暖かくて外が寒い。そんな時ガラスの室内側に水滴が付きますよね、アレです。
湿気が高いか気温が低いかすると起きるのですが、気温の低下はどうしようもないので修理するときは内部の湿度を出来るだけ落とすことになります。
時計の”結露” 何が問題なのか?
程度問題はありますが、作業自体はたいてい難しくはありません。問題なのは、その結露するだけの湿気が”いつ”はいったのか?という事。
症状の起きたタイミングの分かり易い水入りとくらべ、特定の条件下でないと症状のみられない結露はいつから”そう”だったのかが分かりません。
夏場に原因があっても、症状が起きるのは寒くなってからですからね。
いずれにせよ内部の湿気によるものですから、気が付かれましたらお早めにお声がけください。
何よりも何よりも避けたいのは、気が付いた”ナニカ”を放置する事で症状が悪化、どうしようもなくなってしまう事です。
何事もないのがいちばんですが、何かあったら出来るだけ早く対応、そうありたいと日々のお仕事時間を過ごしています。
修理事例をコツコツ書き溜めてますので、ヒマなお時間にでも…!
宝石広場修理部スタッフ。時計修理技師。時計修理業界歴約20年。
時計の状態確認/点検/判定/故障個所の修理などの技術的な対応から、接客/見積もりまで幅広く担当。
1つ1つの時計に丁寧に向き合い、お客様のお手元に良い状態でお戻し致します。
是非お気軽にお問合せください。