みなさん、こんにちは。アフターサービス部の小島です。
一気に秋めいてきた今日この頃、みなさんはどうお過ごしですか?私は食欲(お酒を飲みつつ)・読書、です。休みの日に昼間から飲むお酒は、、、、とても、おいしいです。
あんまりこもっていても良くないかな、と愛犬とお散歩に出かけたときのこと。目線を変えるといつもの風景もまったく違い、普段気がつかない小さなものが目に付いて面白いですね。
とても小さいリューズ
さてさて”小さいもの”といえば。そうです。時計は小さいものの集合体です。
といったところで、今回お話をするのは、こちら。リューズです。
取り外すと、、、、。
この部品(写真ではロレックス)、実はさらに分解が出来ます。
ネジ込む時・ネジ込みを解除する時、バネが入っているおかげでしっかりと部品が噛み合うようになっています。
とても、ともて小さい。
そのため、数年・数十年と使ううちに磨耗して使えなくなってきます。というか、個人的にはこんな小さな部品がよく十数年ももつなあ、と不思議なくらいです。
ネジ込み解除した時手巻きポジションにならずに空回りする時は
新しい時計など、ネジ込み解除した時、すぐに手巻きポジションにならずに空回りする、なんて時はこの噛み合いを疑ってみます。
新しいものでしたら、馴染むまでご使用いただく事が多く、たいていはしばらくご使用いただくうちに気にならなくなります。
とはいえ、症状が同じでも原因が違う事がままあるのが時計です。何かおかしいな、と 違和感など感じましたらお気軽にご連絡下さい。
宝石広場修理部スタッフ。時計修理技師。時計修理業界歴約20年。
時計の状態確認/点検/判定/故障個所の修理などの技術的な対応から、接客/見積もりまで幅広く担当。
1つ1つの時計に丁寧に向き合い、お客様のお手元に良い状態でお戻し致します。
是非お気軽にお問合せください。