みなさん、こんにちは。アフターサービス部の小島です。
年明けから早1ヶ月たちましたがいかがお過ごしですか?私は、ようやく寒くなってきて、いまさらながら”冬だなぁ”なんて感じながらすごしています。ただ、あまりに寒いものだから。。。帰りがけの”ちょっと1杯”がやめられません。
その上年末年始の飲み会や休みの日も自宅で食っちゃね食っちゃねしてたら夏と比べて10キロ以上増量してました。。。。
まわりから”まだ大丈夫”って言われても”だからいっしょに太ろう”って心の声が聞こえてくるようになってきてます。
どうにか不摂生を直さなくては、と思いつつも1度定着してしまった生活。これはこれで楽しいかとちょっと甘えが首をもたげつつも心機一転ジョギングでも再スタートしようかとモンモンとしています。
ロレックスの完成度の高さはムーブを見てもわかる
さて、時計のお話です。
数年前から自社ムーブ、として各社ムーブメントを自社開発するようになってきました。
毎年この時期はSIHHやWPHH。楽しみにしてらっしゃる方も多いと思います。モデルの話はさておいて、色々なムーブメントを見るたびに”ロレックスの完成度ってすごいなぁ”と思います。
それというのもとにかく頑丈。この一言に尽きます。
ロレックスはパーツのつくりがまず違う!
歯車ひとつとっても軸も
歯車も
これだけサイズが違います。
・・・分かりづらいので計測してみました。
- ロレックス
- 軸径0.14mm
- 歯車厚み0.14mm
- 汎用ムーブメント
- 軸径0.12mm
- 歯車厚み0.12mm
・・・・よけい、わかりづらくなった気がしないでもないですが。
基本設計を大きく変えずに少しずつ熟成させる形で進化させているためなのか、故障することがほかの時計に比べ少ない気がします。
ケースも厚みを持たせて作ってあり、素材も調合してあるようです。見た目の好みはあっても万人に進められるメーカーですね。
ドレス系の時計はさらにパーツが繊細!
さて、ここで。厚みがあればいいのか?頑丈ならそれでいいのか?ってことです。
そうです。頑丈に作ればその分大きくなりますよね。薄く薄く。そうして作られているのがドレス系の時計。
中を見てみますと、先ほどの汎用ムーブメントと比べてもやはり薄めです。
当然扱いは繊細になってきます。正直、作業をするのも非常に気を使います。
が、です。それでもそうして作られたものを組み上げて作られた時計はとても綺麗で頑丈な時計とはまた違ったよさがそこにはあると思います。
頑丈なロレックスといえど限度はある
また、ロレックスなどが、どれだけ頑丈に作られたものでもやはり精密機械。コンマ数ミリ単位の部品だってありますので、何かの拍子に壊れてしまうことはあります。
どうぞそうした時はお気軽にお声をかけてください。外装の研磨や内部オーバーホールなどできうる限りの対応をさせていただきます。
宝石広場修理部スタッフ。時計修理技師。時計修理業界歴約20年。
時計の状態確認/点検/判定/故障個所の修理などの技術的な対応から、接客/見積もりまで幅広く担当。
1つ1つの時計に丁寧に向き合い、お客様のお手元に良い状態でお戻し致します。
是非お気軽にお問合せください。