みなさん、こんにちは。暑くて暑くて早く冬が来てほしい小島です。
先月から暑さにヤラれていたわけですがこないだ熱中症で倒れてから体調は低空飛行。来月くらいまでは自宅にこもって過ごそうと思うのです。
で、家にいるとヒマでしょうがないので部屋の掃除をしててふと…
つい数日前に値段見て買ったもののよくよく調べたら元値¥1,836と大して変わらない…w
作り始めて思うのはバンダイすごいって事。ここしばらく?ずっと?作っている
合わせ目消しに隙間のパテ梅、パーティングライン消し、はめ合い修正etcetc…取説1コマに2時間とかかかるのがザラなのに。
てきとうに切ってはめ合わせただけで隙間が出来ない!はめ合わせに段差がない!むしろ段差をデザインに取り込んでる!
ってひとしきり感動して出来上がったのがコレ。
作って翌日、会社で話をしてみたらどうやらそれが普通って事らしく。昔のキットばっか組んでるから全然分かりませんでした。
金型の進化でしょうか?少しづつ変わっていても気が付きづらいかもですが、物の時代が一気に変わると目が覚めるような違いが実感できます。
外装の進化
さて、今回の時計の話はケースについて。
ビンテージ、とかアンティーク、そこまでいかなくてもちょっと古め時計の話を聞くと機械は昔のがイイ、ケースは今の方が、なんて話を聞きます。
デザインについては好みが分かれるので置いときまして作り・構造はかなり変わっています。
例えばロレックス。
板材を折り曲げ+αくらいのこのブレスからロレックス ref.116234無垢材になっています。確か無垢材を数回鍛造処理してから最終的な切削&仕上で整えてたはず…はず。ref.1603からref.116234までざっと3~40年くらいでしょうか。
ビンテージとかアンティークってほどじゃないけれどゼニス レインボーフライバック
こんなかんじです。だいたい20年くらいですね。この間にLVMHグループに加入したこともありますがブレスの作りはずいぶんと良くなったな、と思います。
ひと昔…いやふた昔位前だと生活防水、5気圧防水が多かったイメージですがもう大抵のモデルが10気圧防水位になってますしずいぶんと変わるもんだなと思うのです。
ただでさえ湿気も高く、ゲリラ豪雨も多いこの時期現行・ちょっと古めの時計も含めて湿気にはご注意下さいませ。
こつこつアップしてますので、気が向いたらでいいので読んでみて下さい。
宝石広場修理部スタッフ。時計修理技師。時計修理業界歴約20年。
時計の状態確認/点検/判定/故障個所の修理などの技術的な対応から、接客/見積もりまで幅広く担当。
1つ1つの時計に丁寧に向き合い、お客様のお手元に良い状態でお戻し致します。
是非お気軽にお問合せください。