IWC メカニカルフリーガークロノ オーバーホール・仕上・切替車・切替車逆転止めバネ・角穴伝え車交換
腕時計修理内容
ブランド名 | IWC |
モデル名 | メカニカルフリーガークロノ |
型番 | IW370607 |
修理内容 | オーバーホール・仕上・切替車・切替車逆転止めバネ・角穴伝え車交換 |
修理料金 | ¥58,000-(税込) ※事例公開時の価格となります。 |
修理時間 | お見積3週間、ご返答を頂きましてから作業1,5か月 |
私が担当しました
宝石広場修理部スタッフ。時計修理技師。時計修理業界歴約20年。
時計の状態確認/点検/判定/故障個所の修理などの技術的な対応から、接客/見積もりまで幅広く担当。
1つ1つの時計に丁寧に向き合い、お客様のお手元に良い状態でお戻し致します。
是非お気軽にお問合せください。
担当者コメントと修理のポイント
ETA Cal.7750をベースにIWCがファインチューンしたムーブが搭載されています。
そのおかげか、ほかのETAを搭載したモデルに比べて、精度などが出しやすいです。
今回交換になっているのは、写真左から切替車逆転止めバネ・切替車・角穴伝え車です。
どれも大事ですが、特に大事なのが切替車。
ローターが巻上げと逆方向に回転時、ゼンマイへ回転を伝えないようにする車です。
この歯車がダメになると自動巻きの効きが悪くなってくるんです。。。
ETA系のムーブメントは、今回のCal.7750系に限らずよく交換になるイメージです。
小さな部品なのになかなか複雑な動きをしているので、まぁそういう物なんでしょう。
切替車の動きはブログに乗せてみますね。
今度。。。たぶん。