パテック フィリップの時計修理なら
安心と実績のある当店へ

当店は創業から30年の間に数多くパテック フィリップの時計を修理・オーバーホールしてきました。
社内に修理や専門の仕上げブースを設け、社内で修理業務を行っています。そのため外注に頼る他社とは違い、安心でなおかつ安価なパテック フィリップの時計修理をご提供しています。開店から30年、渋谷で長く店舗運営している事もあり、多くの方にご依頼をいただいております。

ムーブメント精度調整修理作業
修理作業

年間6000本以上 28年の店舗実績年間6000本以上 28年の店舗実績1年間の修理保証1年間の修理保証WOSTEP認定 時計修理技能士在籍WOSTEP認定 時計修理技能士在籍

パテック フィリップについて

高級時計専門店の当店では、パテック フィリップの時計修理にも豊富な実績があります。修理専門店を超える経験を積んだ当店の技術者が、多様な修理案件に対応しておりますので、どうぞ安心してパテック フィリップの修理やオーバーホールをお任せください。

1839年、アントワーヌ・ノルベール・ド・パテックとフランソワ・チャペックにより「パテック チャペック社」として創業。1845年にはリューズ式のゼンマイ巻上げ技術の特許を取得し、ヴィクトリア女王をはじめとする上流階級に評価されました。1851年には社名を「パテック フィリップ」に変更。

懐中時計の時代から永久カレンダーやリピーター、スプリットセコンドクロノグラフなどの複雑機構を手掛け、スイスを代表する高級メーカーとして不動の地位を築いています。1989年には、創業150周年を記念して33の複雑機能を持つ「キャリバー89」という世界でもっとも複雑な携帯時計を発表。メゾンの品質は古き良き時代から現代に至るまで群を抜いています。

近年はスポーティなモデルもありますが、ほとんどはクラシカルで防水性能は日常生活レベルです。水に触れる環境での使用は避けた方が良いでしょう。状態の良いヴィンテージパテックも多く、日常使いをする方も多いですが、ヴィンテージモデルは非防水のため、汗に注意しながら使うことと定期的なメンテナンスが重要です。


パテックフィリップ 修理・オーバーホール料金一覧

パテックフィリップ クォーツ オーバーホール
3針 32,000円~ (電池交換のみ 3,000円~)
パテックフィリップ 機械式 オーバーホール
手巻 3針 42,000円~
自動巻き 3針 45,000円~
クロノグラフ 75,000円~
アニュアルカレンダー 80,000円~
ワールドタイム 70,000円~
グランドコンプリケーション 個別お見積り
プチコンプリケーション 個別お見積り
パーペチュアルカレンダー 個別お見積り
パテックフィリップ オーバーホール+外装仕上げ ※革ベルトの場合は仕上げ料金から-2000円となります。
ステンレス・コンビモデル OH料金+14,000円
金無垢・プラチナ無垢モデル OH料金+17,000円
ホワイトゴールド + ロジウムメッキ OH料金+17,000円+メッキ代
ノーチラス/ステンレス OH料金+18,000円
ノーチラス/金無垢・プラチナ無垢モデル OH料金+21,000円

※仕上げのみをご希望の場合はお問い合わせください。


ご依頼方法も様々にご用意しています。
まずはお気軽にご相談ください。

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見積無料

パテック フィリップのオーバーホール工程

当店は修理サービス開始から20年の間に数多くのパテック フィリップの修理・オーバーホールを行ってきた確かな実績があります。
オーバーホール作業には専用工具を使用し、交換する部品類はパテック フィリップの純正に準じた社外パーツを使用します。アンティーク、ヴィンテージモデルも多く、近年のモデルでも防水性がない個体もあり使用環境によっては劣化が激しい場合もあるため、分解洗浄だけではなく調整も必要で手間暇をかけて丁寧にオーバーホール作業を進めています。

パテック フィリップのオーバーホール工程

1お預かりしたパテック フィリップの無料診断

パテック フィリップをお預りしてから、時計修理技術者が内部を確認し、どのようなオーバーホール工程になるのか確認します。
それを元に3週間ほどでお見積りを作成し、まずはお客様に金額・作業後の防水性の有無など条件をお伝えし、お預かりしたパテック フィリップのオーバーホール進行の確認を行います。

2ムーブメントの取り出しと分解

オーバーホールの進行確認が出来ましたら、まずは本体を分解していきます。パテック フィリップは時計専用の工具やラバーオープナーで慎重に裏蓋を開け、ケースからムーブメントを取り出します。懐中時計やエナメル文字盤などは繊細で年数によっては弱っている個所もあるため、ケースの分割・ムーブメントの取り出し方法から正しく手順通りに行うことが必要です。
次にムーブメントから針と文字盤を取り外します。ムーブメント単体になりましたらさらに分解し、各パーツの状態を確認します。軸や軸受けは、ルーペや顕微鏡を使い摺動部の摩耗具合や状態をチェックし、必要があれば調整も行いながらすべての部品を分解します。錆が出ている個所は錆落としと研磨もこの段階で終わらせておきます。

3分解したムーブメントの洗浄

ムーブメントの地板や受け等、分解したパーツには摩耗による汚れや劣化した油などが付着しています。これをしっかりと落とす為、大まかな汚れをハケで落とした後に摩耗した部分の研磨も行いムーブメントの部位を一つ一つ洗浄カゴに入れ、超音波と遠心力を使った部品洗浄機にかけて洗浄・乾燥まで行います。

4ムーブメントの組立と部品交換をし精度調整へ

パーツの洗浄が終わったら、新しく注油をしながらのムーブメント組み立て、また必要な場合はパーツ交換を行います。交換が可能なパーツ類・動力ゼンマイなどはパテック フィリップに準じた社外パーツを使用します。
ムーブメントの組立後、歩度測定器で精度を計測し、日差が仕様の許容内となるよう調整をしていきます。製造年、振動数により様々なムーブメントがあり、さらにアニュアルカレンダーなど多機能モデルが存在します。アンティークやヴィンテージ品には、緩急針微調整装置スワンネックやチラネジ付きの天輪、近年ではジャイロによる重りを回転させて調整する方法があるのも、パテック フィリップの特徴です。
最後にムーブメントに文字盤と針と取り付けます。

5ケース・バックル・ブレスレットの超音波洗浄

ケース、ベゼル、バックル、ブレスレットや尾錠は、洗浄前の処置として蓄積した汚れやホコリ・錆などをブラシや流水などで落とします。その後、強力な業務用超音波洗浄機を使い、ブラシが入らない隙間やブレスレット可動部などの見えない部分から汚れを吐き出させ隅々まで完全に綺麗な状態にします。
パテック フィリップのアンティーク懐中時計やヴィンテージ腕時計、角型モデル、特殊モデルは可動部の劣化やケースの摩耗がある固定は簡易的な洗浄のみとなる場合があります。

6外装部(ケース・ブレス・ベゼル等)の磨き

外装仕上げをご要望の場合はケースやバックルなどの傷を研磨し、傷の程度と全体のバランスが崩れないよう必要最低限で丁寧に磨き上げます。傷が深い場合や刻印がある部位は事前にご説明の上で、ある程度のところまでの仕上げに留める、または洗浄のみの処理とすることもあります。外装仕上げが不要な場合は、汚れを落とす洗浄のみも選択できますので事前にお伝えください。
パテック フィリップのヴィンテージ時計の痩せたケース、アクアノートなどのダイバーモデルのようにベゼルがフラットでガラスを外すとパッキンの再利用ができないものや、刻印が薄い場合は手を入れすぎると文字に影響してしまうため、過度の仕上げは行いません。不要な場合はこの仕上げ工程を省くこともできますので事前にお伝えください。

7ケーシングと防水検査、巻上機による精度チェック・持続時間テスト

外装仕上げ・洗浄をしたケースに、オーバーホール済みのムーブメントを組み込んで新しいパッキン類と裏蓋を取付けて時計の状態にします。
防水性の有無・防水性能の基準ごとに防水試験機で性能が確保されているかチェックを行います。合格した時計は巻き上げ機を使っての自動巻き機構のチェックと、同時に精度・持続時間テストを行います。テスト結果次第で必要であれば再度精度調整を行い、精度をモデルの許容内に納めます。なお、ヴィンテージ、懐中時計、非防水のクラシカルなモデルは防水試験は行いません。

※交換するパッキンの大部分は代替品が入手できますが、角型モデルのパッキンやトリプルカレンダーやムーン搭載モデルのプッシュボタンのパッキンは代替品が入手は出来ない場合が多いため、再利用することがあります。防水についてもクラシカルなモデルが多く、その場合は現状でのお渡しとなります。

8外装パーツの最終検品・修理完了

最終的な検品を行います。文字盤上にごみが残っていないか、時計を操作して各機能が正常に動作するか、歩度測定機での精度等の確認、またブレスレットやピン・ネジの緩みが無いかなど、外装の確認を入念に行います。
全てのチェックが終了しましたらオーバーホール作業が完了となりお渡しまで金庫にて保管されます。オーバーホール完了・お渡し後に1年間の内部保証をお付けしております。

9オーバーホール完了のご連絡と時計のお届け

お電話・メール等で、お客様に作業完了のご連絡をいたします。ご来店時に直接、または宅配便にてオーバーホールしたパテック フィリップと修理明細をお渡しいたします。

パテック フィリップの主なモデル

これ以外でも受付しております。まずはご相談ください。

ご依頼方法も様々にご用意しています。
まずはお気軽にご相談ください。

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見積無料

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注意事項

  • 修理・オーバーホール料金一覧の金額はお見積もり前の概算料金となります(全て税込みです)
  • 実例の料金は事例公開当時の参考価格となります。ご依頼いただく際の料金とは違う場合があります。
  • パーツ交換が発生した場合は「基本料金+パーツ代金」となります。
  • 上記の金額は一例となります、詳しくはお問い合わせください。
  • 製品の防水性能が100メートル以上であっても設備と安全性の関係上、防水テストは100メートルまでしか確認できません。
  • 革ベルトモデルは外装仕上料金が変わる場合があります。
  • 他店購入のお時計がメーカー修理となった場合は、代行手数料として15,000円が加算されます。
  • パッキンを交換しましても、ケース・裏蓋・リューズ・チューブ等の経年劣化によっては製品の新品当時の防水性能を保持できない場合がございます。
  • 時計の状態や部品入手の有無によっては受付をお断りさせていただく場合がございます。
  • ブランド、モデルにより基本料金が異なりますので詳細はお問い合わせください。
  • スプリットセコンド、パーペチュアルカレンダーなど複雑機構モデルはメーカーや構造により料金が異なります。
  • シェル、貴石などの特殊文字盤は別途追加料金が発生いたします。
  • ヨットマスターII・サンダーバード・デイトナ等の特殊ベゼル、ピラミッドベゼルは、仕上げを行いません。
  • セラミック製品、PVDなど特殊コーティング系のベゼル・ケースは仕上げできません。
  • 現行以外30年以上経過した、ヴィンテージモデル等は個別見積もりとなります。
    (ケースの状態によっては防水保証はありません)